みやざきの直売所はやわかり

お店自慢: 特産の高級メロンに、柔らかゴボウ、おでんに最高の京いも。JAこばやし自慢のラインナップ。

「百笑村という名前は、2002年にオープンした時に全国から募集したんです。笑う門には福が来る……いい名前でしょう？　おかげさまで、2004年は約10万人に利用してもらいました」と、JAこばやしの蒲生隆美さん。

ここに農産物を持ち込む生産者は現在135名。野菜、果物、加工品など年間約120品目にのぼり、特産のベスト3は、アールスメロン（出荷時期／11～7月）、ゴボウ（通年）、サトイモ（京いも・出荷時期／11～3月）。

店内は、生産者ごとにブースが決められているため、あちこちにゴボウがあったり、メロンがあったりする。「土作りにこだわって、減農薬で元気な土から生まれた野菜たちです」といった具合に、それぞれに写真付きのメッセージカードが添えられている。これらの野菜類は、基本的に朝持ち込んで、売れ残りはその日のうちに生産者が回収するシステム。そのため、ホウレンソウなどの葉物だって、いつもシャキッ！　生産者を“ご指名”で買っていく常連客がいるのもうなずける。生産者が丹精込めて作った野菜を前に、今日も笑顔があふれている